目標の立て方にはタイプがある

目標の立て方にはタイプがある

目標の立て方にはタイプがある記事一覧

何かを成し遂げるには、ゴールがないといけない。成し遂げるべきゴールがなければ、ゴールに到達する手段も、努力も決まらないからだ。目標を立てているだけで、実際に何をするかを決めていなければ、目標を達成することはできない。人間は誰しも、複数の願いを持っている。健康になりたい、成功したい、楽な暮らしがしたい、充実した人生を送りたい。そういうふうに漠然とした目標では、いったい何を努力すれば良いのかすら、見え...

目標の設定の仕方によって、成し遂げられるレベルは変わってくる。たとえば曖昧な指示や目標を立てた場合、曖昧な目標では、ゴールが不明確だから、達成出来たかどうかが分からない。こういうとき人間は、適当にやって、適当に終わると言うことをしてしまう。ゴールがハッキリしないのだから、とりあえずやって、とりあえず終わるらしい。これではなかなか作業が進まず、次の展開が見えないのは、当然と言えば当然か。一方、多少難...

何か難しいことを達成するには、曖昧な目標より、具体的な目標の方が、達成することが容易になる。曖昧な目標では、目標を達成するために、何をどれだけやれば良いのか、具体的な事がよく分からない。目標が達成できたかどうか、ハッキリしないため、どこまで努力すべきで、どこが終わりなのかが分からない。こういう場合、たいていの人間は、中途半端な努力で終わってしまいがちだ。ゴールがハッキリしない努力というのは、どこま...

ダイエットがなかなかうまく行かないのは、単に体重を減らすことに、焦点を当てているからだ。ダイエットの目的は、病気や健康目的でなければ、女性なら美しいスタイル、男性ならカッコいいスタイルだろう。可愛い服が着たい、お洒落をしたい、誰かに自慢できる肉体が欲しい。そういうことを考えてダイエットを始める。ところがそういう願望に対して、ダイエットは、やる意義があるのかどうか。何が何でもあの服が着たい、と言うこ...

何らかの目標に取り組む場合、実際にそれを実行すべき期限が、近いか遠いかで、行動が変わる。たとえば東大に合格するとか、国立大学の医学部に合格すると言う目標を立てたとする。この時点では、志望大学に合格すれば、何かすばらしいことがあるに違いないという未来ビジョン・将来像が描けている。そのため、やる気が起こり、努力もできる。ところが時間がたって、受験本番が少しずつ近づいてくると、目指す大学に合格するだけの...

人間は、少し遠い未来については、楽観的に考えて、メリットで選ぶ。その頃には、何とかなるだろうと思って、難しいことを決断しやすくなる。まだまだ先のことであるし、それを成し遂げる困難よりも、達成した後に得られるであろう快感に、心を奪われてしまうらしい。一方、間近に迫った事に対しては、悲観的に考えて、デメリットを避けようとする。目先すぐにやらねばならないことは、成し遂げる困難がハッキリするため、とりあえ...

成功出来ない人というのは、立てた目標を達成したときに手に入るすばらしい未来や、メリットだけしか考えない人だ。ちょっと頑張れば、そのすばらしい未来やメリットが手に入ると甘く考えていて、困難を乗り越えるための準備や、努力し続ける根気に欠けている。なので目標達成のために、一歩踏み出したとしても、何かあるとすぐに立ち止まり、気晴らしにふけったり、回避行動を始める。一方、成功する人というのは、目標達成で得ら...

暗黙の理論(implicit theory)とは、人がそれぞれ持っている、その人なりの理屈のことだ。たとえば、ある人は、自分の知能や性格、さらには運動能力などが、努力や方法によって、変えられると考えている。また別の人は、自分の知能や性格、運動能力は、変えられないと思っている。努力や方法次第で変えられると思うのを「成長理論」とか「増加理論」(incremental theory)という風に呼ぶ。逆に...

暗黙の理論(implicit theory)とは、自分自身でも意識していない、無意識の独自理論のことだ。人間は、何かを決めたり行動するときに、自分の持っている様々な価値観で、その決断や行動を決めている。たとえば知能は努力と工夫によって、いくらでも伸ばせると考えている人は、苦手なことでも根気よく努力する。こういう考えを「成長理論」とか「増加理論」などと呼ぶ。難しいことは、乗り越えるのに、かなりの根気...

人間は、自分の持つ暗黙理論によって、努力するかどうかを決めている。たとえば、努力すれば成長できると自分が考えている野では、努力を惜しまない。勉強したり練習したりすることで、知力や能力が上がると思っていれば、たとえ自分の望む境地にたどり着けなくても、その過程で得た知識や体験は、自分を高めてくれると信じている。しかしいくら努力しても、あまり成長できないと思う事には、時間や努力をさほど費やさない。英会話...

目標の立て方も、大きく分けて2つのタイプに分かれる。一つ目は、自分の能力を他人に示したい証明型の目標だ。証明型の人というのは、自分の有能さを他人に示したいので、点数や売り上げと言った、数値化できる目標を立てやすい。東大合格とか、医学部合格とか、司法試験合格などと言った、世間から一目置かれるような、資格を得るという目標なども、立てたがる。他人から評価されることが重要なので、自分が思う「凄いゴール」を...

目標に取り組む人間は、大きく分けると2つに分けられる。それは、成果や評価を目標とする「評価型」と、努力や過程を重視する「習得型」だ。評価型タイプの人は、成果や評価を追い求めるタイプの人で、「自分ができることを周囲に証明したい」人だ。なので高得点をとることが目標で、点数につながらないことは、やらない。また自分ができることを証明したいので、達成可能性が低いことには挑戦しないし、無理そうだったらあきらめ...

目標の立て方には、証明型と、成長型の2つがある。証明型の人の目標は、他人に自慢できるような、トップクラスの成果を目標にする。周囲の者に「オレって凄いだろ」と言えるくらいの成果でなければ、努力する価値がないと思っている。そしてこれは自己承認欲求だから、自己評価と大きく関わってくる。自己評価には大きく分けて、「自己愛的評価」と「能力的評価」がある。自己愛的自己評価というのは、他人から愛されているかどう...

他人に自慢できるような成果を求める証明型の人は、失敗すると、ひどく落ち込む。これは高い目標を達成することで、自己評価を保っているためだ。こういうタイプの人は、自己愛性自己評価が低く、周囲の人から大事にされていない。そのため能力を示すことによって、自分の価値を上げようとしているのだ。なので目標にしていたことに失敗すると、唯一の心の支えがなくなり、自己評価がドーンと地に落ちてしまうのだ。その結果、何も...

証明型と習得型というタイプ分類は、目標達成のための努力の仕方による分類だ。得点や業績評価によって、その後の待遇などが大きく変わるような場合は、証明型タイプの人が有利だ。証明型タイプの人は「自分ができるところを他人に証明したい」という欲求があるので、点数がハッキリする目標には高いモチベーションで取り組む。ただし証明型タイプの努力は、短期的な目標や、比較的達成が容易な目標にしか通用しない。とりあえず点...

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